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大工の技能

自作・DIY総合研究所ホーム>管理人が見た!妻籠宿
中山道妻籠宿に行ってまいりました。
歴史の面影を現代まで色濃く残す宿場町です。

ここは最近ではあまり見かけなくなった建築大工本来の技能・仕事の完成度の高さが随所に見られる街です。

まるで江戸時代に来たかのような気分にさせてくれます。
建物内部の様子です。

日本の古き良き時代の建物がそのままの形で残されています。
最近の住宅や店舗などで”和”テイストのものを見かけますが、こういった建物が基本にある訳ですね。やはり本物は存在感がものすごかったです。

一つ一つの継ぎ手、仕口、木組みを見てみると素晴らしいものがあります。

屋根を形成する小屋組みです。
梁・束・母屋、棟木は全て”野物”(製材していないそのままの状態の木材の事です)を使って組んであります。

束と小屋筋違いの取り合わせ部分をご覧下さい。
その仕口部分に一切釘は使われておらず、『木組み』のみの組み手ですね。

この小屋組みに見られる小屋筋違いは遠州の大工である私達が現在組む方法と少し違います。(小屋新築の中の小屋組みを見ればその違いが見てとれますょ)
小屋組みを全体から撮ったところです。
屋根の下地組みも違います。
昔の人からすればいたって”普通”の事ですが、私みたいな現代大工から見ると素晴らしい仕事です。


次のページでは細かな仕事や仕口・継ぎ手の写真を紹介したいと思います。
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