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床施工の基準の部屋

基準の部屋

構造用28ミリ合板を使用した床組みは下地が厚いために頑丈であることが特徴です。値段的にも根太+12mm合板貼りの床下地と比べ大差はありませんし、頑丈さと値段を天秤にかけるとこちらの床組のほうが優れていると言えます。ただし、リフォームの場合などは高さの微調整が利きにくいので多少その面で不利はあります。

さて、本題に入りますが左図は基準とする6畳間の部屋例です。赤の点線が土台・柱の芯です。4方を囲まれているのがお部屋の壁と思ってください。

建築においては寸法を追うときなど、常に芯(通り心などと呼びます)で考えるように心がけ、施工も芯で考えると間違いがなくスムーズに進みます。

床下地(大引き)の施工と寸法の基本

大引き組み

構造用合板を使用した床の下地の場合、左図のような床組みが用いられます。根太は存在せず大引きや梁だけの構造となり、これらは910ピッチ(910角)で施工します。(大引きとは90×90の材料を言います)

構造上余裕がある場合、予算がない場合などは中間の大引きを抜いた1820ピッチで施工したり、(床が垂れ易いなどのデメリットがあります)サネありの構造用合板を使用する場合は左図の横方向にある大引きを省いて施工することもあります。(住宅メーカーなどで主流の組み方)

予算の都合上で左図のような組み方ができないのが現在の住宅事情です。

構造用28ミリ合板の敷き方の基本

28ミリ合板敷き

構造用合板は左図のように芯を基準にして敷いていきます。合板は通常28ミリ合板を使用します。24ミリという合板もありますが、1820ピッチの下地組みの場合は真ん中でかなり垂れるのでお勧めできません。

左図のように部屋の土台部分まで合板を敷き込むやり方は新築などの場合です。

リフォームの場合の下地の組み方

リフォームの場合の大引き組み

ここからは上記に説明した床組みの応用です。

リフォームの場合、4方に壁があるために上記のように土台から合板が貼りだせません。こういった場合、合板を敷くための下地を調整しなくてはなりません。やり方としては2通りあります。

部屋の内〜内寸法の芯を出し(左図縦方向の中央の大引き)ここを基準として910ピッチで施工します。(基本と同じ下地の位置)この場合、合板の割り付けはきれいですが、カット回数が多くなります。

2つめはリフォームの場合の特別なやり方で、通り芯ではなく壁の内側(仕上がり面)を基準にして下地を組みます。この場合は壁の内側からを”0”としてそこから910ピッチで芯を出していけばよいので、施工が多少楽になります。

詳しくは→壁の仕上がりから寸法を追う施工の仕方

また、リフォームの場合は部屋の隅に合板を止める下地が無いので際に大引きを入れるなど、合板止めの下地を作っておきます。

リフォームの場合の構造用合板の敷き方

リフォーム28ミリ合板敷き

次に28ミリ合板を敷いていきます。この28ミリ構造用合板は75ミリ以上の釘を150ピッチで留めるとされています。

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